放課後等デイサービスを嫌がる子にはどう対応する?|行きたくない理由と対処法
「子どもが放課後等デイサービスに行きたがらない」
「せっかく利用を始めたのに、毎回嫌がってしまう」
「子どものためには、嫌がっていても通わせた方がいいの?」
そんな悩みを抱えている保護者の方もいるかもしれません。
放課後等デイサービスは、子どもの発達や生活を支援する場所です。しかし、支援を受けられるからといって、必ずしも本人が楽しく通えるとは限りません。
また、子どもが「行きたくない」と言う理由もさまざまです。
この記事では、放課後等デイサービスを嫌がる理由や、保護者・事業所ができる対応、利用を見直す際の考え方について解説します。
1. 放課後等デイサービスを嫌がる子は、無理に通わせた方がいい?
子どもが放課後等デイサービスに行きたがらないとき、まず大切なのは、嫌がっている理由や本人の負担を確認することです。
「支援が必要だから、嫌がっていても通わせた方がいい」とは限りません。
一方で、「行きたくないと言ったから、すぐに利用をやめるべき」とも限りません。
本人が何に困っているのか、どのような過ごし方を望んでいるのかを考えることが大切です。
「行きたくない」は、子どもからの大切なサイン
子どもが「行きたくない」と言うと、保護者としては困ってしまうこともあるでしょう。
仕事の都合で放課後の預け先が必要だったり、本人の発達のために利用を続けてほしいと考えていたりする場合もあると思います。
しかし、「行きたくない」という言葉には、何らかの理由や気持ちがあるかもしれません。
本人自身も、なぜ行きたくないのかをうまく説明できないことがあります。
そのため、「わがままを言っている」「慣れれば大丈夫」と決めつけず、まずは本人の気持ちを受け止めることが大切です。
嫌がっている理由によって、必要な対応は変わる
例えば、初めての場所に緊張している場合と、利用中に嫌な経験をしている場合では、必要な対応が異なります。
初めての場所が不安なのであれば、活動内容を事前に知ったり、少しずつ環境に慣れたりすることで、安心できるようになるかもしれません。
一方、ほかの子どもとのトラブルや職員との関係などが原因であれば、環境や関わり方を見直す必要があるでしょう。
また、学校生活だけで疲れ切っている場合には、放課後の活動を増やすこと自体が負担になっている可能性もあります。
同じ「行きたくない」という言葉でも、その背景は一人ひとり異なります。
強い苦痛がある場合は、利用を続けることを優先しない
子どもが強く嫌がっている場合や、利用前後に大きく体調を崩す場合などには、無理に利用を続けることが適切とは限りません。
また、いじめや不適切な対応など、安全や安心に関わる問題が疑われる場合には、本人の安全を確保し、必要に応じて利用を休むことも考えられます。
放課後等デイサービスは、子どもを支援するための場所です。
通うこと自体が大きな苦痛になっているのであれば、まずは本人の安全や安心を優先することが大切です。
2. 子どもが放課後等デイサービスに行きたがらない理由とは?
子どもが放課後等デイサービスを嫌がる理由は、一人ひとり異なります。
ここでは、考えられる理由を6つ紹介します。
① 学校で疲れている
学校では、授業を受けたり、友達や先生と関わったり、集団のルールに合わせて行動したりと、さまざまなことが求められます。
そのため、学校が終わる頃には、心身ともに疲れているお子さんもいるでしょう。
特に、周囲の音や人の多さが負担になりやすいお子さんや、学校で無理をして周囲に合わせているお子さんの場合には、放課後は静かに過ごしたいと感じることもあります。
放課後等デイサービスでの活動そのものが嫌なのではなく、学校が終わった後にさらに活動することが負担になっているのかもしれません。
② 活動内容が本人に合っていない
放課後等デイサービスでは、運動や工作、ゲームなど、事業所によってさまざまな活動が行われています。
しかし、どのような活動でも、すべての子どもが楽しめるとは限りません。
例えば、体を動かすことが苦手なお子さんにとっては、運動中心の活動が負担になる場合があります。
反対に、体を動かすことが好きなお子さんにとっては、座って取り組む活動が続くことを退屈に感じるかもしれません。
また、活動自体には興味があっても、難しすぎたり、簡単すぎたりすることで、楽しめなくなる場合もあります。
本人の興味や得意なこと、活動の難しさなどが合っているかを確認することが大切です。
③ ほかの子どもとの関わりに不安がある
放課後等デイサービスでは、ほかの子どもと一緒に活動する機会があります。
その中で、友達との関わりに不安を感じるお子さんもいるでしょう。
例えば、次のようなことが考えられます。
- ほかの子どもに話しかけるのが難しい
- 自分の希望をうまく伝えられない
- 友達と意見が合わず、嫌な思いをした
- 大きな声やにぎやかな雰囲気が苦手
- 一人で過ごしたいのに、集団活動への参加を求められる
こうした場合には、単に「友達と仲良くする練習が必要」と考えるのではなく、本人がどのような場面で負担を感じているのかを確認することが大切です。
関連記事:集団活動が苦手でも放課後等デイサービスに通える?|支援内容と事業所の選び方
④ 職員との関係に不安がある
子どもにとって、職員との関係も安心して過ごせるかどうかに関わります。
例えば、困ったときに気持ちを伝えられなかったり、自分の希望が受け入れられないと感じたりすると、事業所に行くことが嫌になる場合があります。
また、職員の声のかけ方や説明の仕方が、本人に合っていないことも考えられます。
子どもが職員を嫌がっているからといって、必ずしも職員に問題があるとは限りません。
ただし、本人が不安や苦痛を感じているのであれば、その理由を確認し、関わり方を見直すことが必要になる場合もあります。
⑤ 環境の変化や見通しの立たなさが負担になっている
初めて利用する場所や、慣れていない活動に不安を感じるお子さんもいます。
例えば、次に何をするのかわからない、どのくらいの時間過ごすのかわからない、誰と一緒に活動するのかわからないといったことが負担になる場合があります。
また、利用する曜日によって職員やほかの子どもの顔ぶれが変わることに、不安を感じる場合もあるでしょう。
このような場合には、活動の予定を事前に伝えたり、利用する環境に少しずつ慣れたりすることで、安心につながる可能性があります。
ただし、慣れれば必ず解決するとは限りません。
⑥ 家で過ごしたい、ほかにやりたいことがある
放課後等デイサービスに特別な不満がなくても、行きたくないと感じることはあります。
例えば、家で好きなことをして過ごしたい、学校の友達と遊びたい、習い事に行きたいなど、本人なりの希望がある場合です。
特に、年齢が上がるにつれて、放課後の時間をどのように使いたいかという希望が変わることもあるでしょう。
こうした気持ちも、本人の大切な意思の一つです。
放課後等デイサービスでの支援が必要だからといって、本人の希望を考えなくてよいわけではありません。
関連記事:中学生・高校生も放課後等デイサービスを利用できる?|活動内容と事業所の選び方
「行きたくない」理由は、一つとは限らない
実際には、複数の理由が重なっている場合もあります。
例えば、学校で疲れているところに、苦手な集団活動が続くことで、事業所に行くこと自体が負担になっているのかもしれません。
理由を考えるときには、次のようなことも手がかりになります。
- いつ頃から行きたがらなくなったのか
- 利用する前と後で、本人の様子に違いがあるか
- 特定の曜日や活動の日に嫌がるのか
- 事業所ではどのように過ごしているのか
- 最近、学校や家庭で何か変化があったか
ただし、理由がはっきりしないこともありますし、理由がわかったからといって、すぐに解決できるとは限りません。
大切なのは、理由を決めつけることではなく、本人の気持ちや状況を理解しようとすることです。
3. 「行きたくない」と言われたとき、保護者はどう対応すればいい?
子どもから「放課後等デイサービスに行きたくない」と言われたとき、まず大切なのは、すぐに説得したり、理由を問い詰めたりしないことです。
本人の気持ちを受け止めたうえで、何に負担を感じているのか、どのような過ごし方を望んでいるのかを少しずつ確認していきましょう。
① まずは「行きたくない」という気持ちを受け止める
子どもが行きたくないと言ったとき、保護者としては「どうして?」「行けば楽しいでしょう?」と言いたくなるかもしれません。
しかし、本人にとっては、うまく説明できない不安や負担がある場合もあります。
そんなときには、まず「今日は行きたくないんだね」「何か嫌なことがあったのかな」と、本人の気持ちを受け止めることから始めてみましょう。
気持ちを受け止めることは、必ずしも本人の希望をすべて叶えることではありません。
家庭の事情ですぐに利用を休むことが難しい場合でも、本人が嫌だと感じていることを否定せず、一緒に考えようとする姿勢は大切です。
② 理由を無理に聞き出そうとしない
「どうして行きたくないの?」と聞いても、子どもが答えられないことがあります。
自分でも理由がよくわからなかったり、気持ちを言葉にすることが難しかったりするためです。
また、何度も理由を聞かれることで、かえって話したくなくなる場合もあります。
例えば、落ち着いているときに「どんな時間が楽しい?」「苦手なことはある?」と聞いてみる方法もあります。
言葉で説明することが難しい場合には、活動の写真や予定表などを見ながら話したり、いくつかの選択肢から選んでもらったりすることも考えられます。
ただし、保護者が示した選択肢の中に、本人の本当の理由があるとは限りません。
答えを誘導せず、「まだわからない」という状態も大切にしましょう。
関連記事:コミュニケーションが苦手な子に放課後等デイサービスは何ができる?|支援内容と活動例
③ いつ、どのような場面で嫌がるのかを確認する
本人が理由を説明できない場合には、日頃の様子から手がかりを探すこともできます。
例えば、次のような違いはないでしょうか。
- 利用する日の朝から嫌がっている
- 学校が終わった後に行きたくないと言う
- 特定の曜日だけ嫌がる
- 利用前は嫌がるけれど、帰宅後は楽しそうに話している
- 利用後に疲れ切っていたり、機嫌が悪くなったりする
こうした様子は、本人の負担を考える手がかりになります。
ただし、利用中に楽しそうにしているからといって、行きたくない気持ちがなくなったとは限りません。
反対に、帰宅後に疲れているからといって、必ずしも事業所に問題があるとも限りません。
一つの場面だけで判断せず、本人の様子を継続して確認することが大切です。
④ 事業所と情報を共有する
家庭だけでは、子どもが行きたくない理由を把握できないこともあります。
そんなときには、放課後等デイサービスの職員に、本人が行きたがらないことを伝えてみましょう。
例えば、「最近、利用する日の朝に嫌がるようになった」「帰宅後に疲れていることが増えた」など、具体的な様子を共有すると、事業所でも状況を確認しやすくなります。
また、事業所での様子についても聞いてみましょう。
どのような活動をしているのか、誰と過ごしているのか、困っている場面はないかなど、家庭ではわからない情報が得られる場合があります。
ただし、事業所で問題が見つからなかったからといって、本人の「行きたくない」という気持ちが間違っているわけではありません。
なお、職員による不適切な対応や安全上の問題が疑われる場合には、当該職員への確認だけで済ませず、管理者や自治体の担当窓口などに伝えることも検討しましょう。
⑤ 「どうすれば行けるか」だけでなく「何を変えられるか」を考える
子どもが放課後等デイサービスを嫌がると、どうすれば通ってくれるかを考えたくなるかもしれません。
しかし、本人にとって負担になっていることがあるなら、通うように説得するだけでは解決しない場合もあります。
例えば、活動内容が合っていないのであれば、別の活動を選べるかもしれません。
集団で過ごすことが負担なのであれば、参加の仕方や過ごす場所を調整できる可能性があります。
学校での疲れが大きいのであれば、利用する曜日や回数を見直すことも考えられます。
本人が我慢することだけを前提にせず、環境や利用方法を変えられないか考えてみることが大切です。
保護者だけで答えを出す必要はない
子どもが放課後等デイサービスを嫌がると、保護者も悩んでしまうことがあると思います。
本人の気持ちを大切にしたい一方で、仕事や家庭の事情があったり、必要な支援を受けてほしいと考えていたりすることもあるでしょう。
そのようなときに、保護者だけで結論を出す必要はありません。
本人の様子や希望を確認しながら、事業所の職員や相談支援専門員などと一緒に考えることもできます。
大切なのは、子どもを通わせることだけを目標にするのではなく、本人が安心して過ごせる方法や、必要な支援を受けられる方法を探すことです。
4. 放課後等デイサービスでは、どのような対応ができる?
子どもが放課後等デイサービスに行きたがらない場合、事業所側で対応を工夫できることもあります。
例えば、活動内容を調整したり、安心して過ごせる環境を整えたり、職員の関わり方を見直したりすることが考えられます。
ただし、対応できる内容は事業所の活動方針や職員体制、設備などによって異なります。
① 活動内容や参加方法を調整する
本人が苦手な活動に毎回参加しなければならないと感じている場合には、事業所に行くこと自体が負担になるかもしれません。
例えば、次のような対応が考えられます。
- 複数の活動から本人が選べるようにする
- 活動の難易度や内容を調整する
- 最初は見学だけにする
- 活動の一部分だけ参加する
- 別の過ごし方ができないか検討する
大切なのは、活動に参加できるようになることだけを目標にしないことです。
本人が何に困っているのか、どのような参加方法なら安心できるのかを考えながら、必要な支援につなげていくことが重要です。
② 安心して過ごせる環境を整える
活動内容だけでなく、事業所の環境が負担になっている場合もあります。
例えば、周囲の声や物音が気になる、人数が多いと落ち着かない、次に何をするのかわからないといったことです。
そのような場合には、次のような工夫が考えられます。
- 活動の予定や流れを事前に伝える
- 静かに過ごせる場所を確保する
- 人数や座席の配置を調整する
- 休憩するタイミングを相談する
- 苦手な刺激を減らせないか検討する
ただし、専用の個室を設けたり、常に職員が一対一で対応したりできるとは限りません。
事業所の環境や体制を確認したうえで、実現できる方法を一緒に考えることが大切です。
③ 職員の関わり方を見直す
子どもが安心して過ごすためには、職員との関係も大切です。
例えば、本人が困っていることをうまく伝えられなかったり、職員の説明を理解しにくかったりする場合には、関わり方を工夫することで負担が軽くなる可能性があります。
具体的には、言葉による説明を短くしたり、実際にやって見せたり、本人が気持ちを伝えるまで待ったりすることなどが考えられます。
また、本人が特定の職員との関わりに不安を感じている場合には、その理由を確認することも必要です。
その際には、子どもと職員のどちらが悪いかを決めるのではなく、何が起きていて、どのような関わり方なら安心できるかを考えることが大切です。
ただし、威圧的な言動や不適切な対応などが疑われる場合には、単なる相性の問題として扱わず、事実関係を確認し、安全を確保する必要があります。
④ 子ども同士の関係を調整する
ほかの子どもとの関わりが負担になっている場合には、活動する相手やグループの組み合わせなどを調整できることがあります。
例えば、特定の子どもとのトラブルが続いている場合には、何が起きているのかを確認し、必要に応じて活動する場所や組み合わせを見直すことが考えられます。
また、集団活動が苦手なお子さんであれば、少人数での活動から始めたり、無理にほかの子どもとの交流を求めないようにしたりする方法もあります。
放課後等デイサービスでは、人との関わり方を経験することも支援の一つです。
しかし、そのために本人が強い不安や苦痛を感じる状況を続けることが適切とは限りません。
安心して過ごせる環境を整えながら、本人に合った関わり方を考えることが大切です。
⑤ 家庭と情報を共有し、支援方法を見直す
子どもが行きたがらない理由を考えるためには、家庭と事業所の情報共有も重要です。
例えば、家庭では利用前に強く嫌がっていても、事業所ではその様子に気づいていない場合があります。
反対に、事業所では活動中に困っている様子が見られていても、家庭には伝わっていない場合もあるでしょう。
そのため、利用前後の様子や、活動中の出来事などを共有しながら、本人の負担になっていることを考える必要があります。
また、本人の状況や必要な支援が変化している場合には、個別支援計画の内容を見直すことも考えられます。
必要に応じて、相談支援専門員や学校などの関係者と情報を共有し、本人に合った支援を検討することもできます。
対応を工夫しても、必ず通えるようになるとは限らない
活動内容や環境を調整すれば、必ず子どもが通えるようになるわけではありません。
本人が別の場所で過ごしたいと考えている場合もあれば、学校生活の負担が大きく、放課後に活動する余裕がない場合もあります。
また、事業所の設備や職員体制によって、希望する対応が難しいこともあるでしょう。
そのような場合には、現在の事業所に通い続けることだけにこだわらず、利用方法そのものを見直すことも選択肢になります。
5. 利用を休む・減らす・事業所を変えるのも選択肢?
活動内容や環境を調整するだけでは、解決が難しいこともあります。
そのようなときには、利用を一時的に休んだり、回数を減らしたり、別の事業所を検討したりすることも選択肢になります。
① 一時的に利用を休む
子どもが強い負担を感じている場合には、一時的に利用を休むことも考えられます。
例えば、学校生活で疲れがたまっている場合や、事業所での出来事をきっかけに強い不安を感じている場合などです。
少し休むことで、本人が落ち着いて過ごせる時間を確保できるかもしれません。
ただし、休めば必ず行きたくなるわけではありません。
また、保護者の仕事や家庭の事情によっては、急に利用を休むことが難しい場合もあるでしょう。
そのようなときには、事業所や相談支援専門員などと話し合い、本人の負担を減らしながら、放課後の過ごし方をどう確保するか考えることが大切です。
なお、欠席時の連絡方法や利用再開の手続きなどは、事業所との契約内容も確認しましょう。
② 利用する曜日や回数を減らす
放課後等デイサービスの活動そのものは楽しめていても、利用する回数が本人の負担になっている場合があります。
例えば、週に何日も学校から事業所へ通っている場合、家でゆっくり過ごす時間が足りないと感じることもあるでしょう。
そのような場合には、利用する曜日や回数を見直すことが考えられます。
学校で特に疲れやすい曜日を避けたり、本人が楽しみにしている活動の日を中心に利用したりする方法もあります。
放課後等デイサービスは、必ず毎日通わなければならないものではありません。週1回から利用できる事業所もあります。
ただし、利用曜日の変更や回数の調整ができるかどうかは、事業所の空き状況や送迎体制などによって異なります。
また、受給者証に記載された支給量や、実際の利用状況によっては、自治体や相談支援専門員への確認が必要になる場合もあります。
関連記事:放課後等デイサービスは週1回から利用できる?|利用頻度の目安とメリット・注意点
③ 別の事業所を検討する
現在の事業所の活動内容や環境が本人に合っていない場合には、別の放課後等デイサービスを検討することも選択肢になります。
放課後等デイサービスは、事業所によって活動内容や支援方針、利用する子どもの年齢層などが異なります。
現在の事業所では負担になっていることが、別の環境では負担になりにくい場合もあります。
ただし、事業所を変えれば必ず解決するとは限りません。
新しい場所や職員に慣れること自体が負担になるお子さんもいます。
そのため、変更を検討するときには、見学などを通じて本人の希望や反応を確認し、活動内容や環境が合っているかを考えることが大切です。
また、事業所を変更する場合には、現在の契約や新しい事業所との契約、利用日数の調整などが必要になります。具体的な手続きは、事業所や自治体に確認しましょう。
なお、現在の事業所をすぐにやめず、複数の事業所を併用する方法もあります。
関連記事:放課後等デイサービスは2か所以上併用できる?|利用日数・料金・手続きを解説
④ 放課後等デイサービス以外の過ごし方も考える
本人が放課後等デイサービスを望んでいない場合には、ほかの過ごし方も含めて考えることができます。
例えば、家庭で過ごす時間を増やしたり、学校の友達と遊んだり、本人が興味を持っている習い事や地域の活動に参加したりすることも考えられます。
もちろん、こうした活動が放課後等デイサービスと同じ支援を提供するわけではありません。
また、家庭の事情や本人に必要な支援によっては、ほかの過ごし方だけでは難しい場合もあるでしょう。
それでも、本人にとって必要な経験や支援を、必ず一つの事業所だけで実現しなければならないわけではありません。
放課後等デイサービスの利用を続けるかどうかだけでなく、放課後の時間をどのように過ごすことが本人に合っているのか、広い視点で考えることも大切です。
利用方法を見直すときは、本人の希望と必要な支援の両方を考える
利用を休む、回数を減らす、事業所を変える。
どの選択肢にも、メリットと注意点があります。
例えば、利用回数を減らせば本人の負担が軽くなるかもしれませんが、その分、必要な支援を受ける機会が減る可能性もあります。
別の事業所に変更すれば、本人に合った活動が見つかるかもしれませんが、新しい環境に慣れるまで時間がかかることもあるでしょう。
そのため、「嫌がっているからやめる」「支援が必要だから続ける」と単純に決めるのではなく、本人が何を望んでいるのか、どのような支援が必要なのかを整理することが大切です。
本人の希望と家庭の事情が一致しない場合には、保護者だけで抱え込まず、事業所の職員や相談支援専門員などと一緒に、現実的な方法を考えていきましょう。
6. 岡山市中区で、お子さんに合った放課後等デイサービスをお探しの方へ
放課後等デイサービスを嫌がる理由は、子どもによってさまざまです。
だからこそ、事業所を選ぶときには、活動内容だけでなく、本人がどのように過ごせるのかを確認することも大切です。
りゅうそう放課後ラボが大切にしていること
岡山市中区乙多見にある「りゅうそう放課後ラボ」では、ボードゲームや工作などを中心に、子どもたちが活動しています。
活動を通じて、ほかの子どもとの関わり方や、自分の気持ちを伝える経験などを大切にしています。
また、子ども自身の興味や希望を尊重しながら、一人ひとりに合った関わり方を考えています。
例えば、ボードゲーム一つをとっても、みんなで遊ぶことが好きなお子さんもいれば、最初は職員と一緒に遊ぶ方が安心できるお子さんもいるでしょう。
大切なのは、全員が同じ活動を同じ方法で楽しむことではなく、本人が安心して参加できる方法を考えることです。
ただし、実際にどのような対応ができるかは、その日の活動や職員体制、ほかの利用児童の状況などによっても異なります。
見学では、お子さん自身の様子も確認できます
りゅうそう放課後ラボでは、利用を検討しているご家庭の見学を受け付けています。
見学は30分程度を目安としており、保護者の方が職員と話している間、お子さんは職員やほかの子どもと一緒に遊ぶこともできます。
もちろん、最初からほかの子どもと遊べるとは限りません。
見学では、活動内容や事業所の雰囲気を知るとともに、お子さん自身がどのように感じるかを確認することも大切です。
また、現在利用している事業所で困っていることや、お子さんが苦手としていることなどがあれば、見学時にお伝えください。
ラボでどのような支援ができるか、一緒に考えることができます。
対象年齢・利用時間・送迎について
りゅうそう放課後ラボでは、小学生から高校生までのお子さんを対象としています。
利用時間は、学校がある日は放課後から18時まで、祝日や長期休暇中は10時から17時までです。
学校がある日は活動終了後にご自宅までお送りし、祝日や長期休暇中は朝のお迎えにも対応しています。
ただし、送迎の対象地域は、幡多・財田・高島・竜之口の各小学校区です。また、希望する曜日や送迎ルートによっては対応できない場合があります。
利用を検討される際には、事前にご確認ください。
お子さんに合った放課後の過ごし方を、一緒に考えましょう
放課後等デイサービスは、子どもが安心して過ごし、さまざまな経験を重ねるための場所です。
しかし、すべての子どもに同じ事業所や活動が合うわけではありません。
「行きたくない」という気持ちを無理になくそうとするのではなく、その背景を考え、本人に合った過ごし方を探すことが大切です。
りゅうそう放課後ラボがどのような場所なのか、活動内容や支援方針について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
りゅうそう放課後ラボってどんなところ?|岡山市中区の放課後等デイサービス
お子さんに合った放課後の過ごし方を考える選択肢の一つとして、ぜひ見学もご検討ください。
りゅうそう放課後ラボへの見学・お問い合わせ
お子さんに合った放課後の過ごし方を、一緒に考えませんか?
見学のご希望や利用についてのご質問は、フォームまたはお電話でお問い合わせいただけます。
フォームでのお問い合わせ
お子さんの学校・学年、好きな遊び、困りごと、送迎の希望などを事前に伝えられます。
電話で説明する内容を、自分のペースで整理して入力したい方におすすめです。
お電話でのお問い合わせ
「うちの子も利用できる?」「送迎は対応できる?」など、まずは簡単に質問したい方や、直接話を聞きたい方はこちら。
電話対応時間 平日10:00~18:00、祝日・長期休暇10:00~17:00
ラボについて詳しく知りたい方へ
活動内容や支援の特徴、利用の流れをまとめたご案内ページもご覧ください。
りゅうそう放課後ラボってどんなところ?|岡山市中区の放課後等デイサービス
送迎は幡多・財田・高島・竜之口学区を対象に、曜日や送迎経路などを踏まえて個別に調整しています。
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